論文雑誌Cellの2018年10月4日号に掲載された東京大学安原崇哲先生の論文のGraphical Abstractを、スペースタイム(クリエイティブ・ディレクション)とSTUDIO es 斎藤貴美子(イラストレーション)の協働で作成しました。
DNA二重鎖切断修復機構おいてRAD52遺伝子が関与するTA-HRRのメカニズムについて書かれた論文のGraphical Abstractです。論文冒頭において主題となる「TA-HRR」の背景と名称由来をわかりやすく紹介して、読み手にイメージを持って読み進めていただくことに注力しました。
安原先生はアメリカのボストン、イラストレーターの斎藤さんは東京、スペースタイムは札幌という距離と時差のある中、さらに別のイラストレーターの方と論文表紙作成も行うという(残念ながら表紙は不採用)4か所平行の制作作業でしたが、安原先生から論文内容の背景となる資料を送っていただき、さらにスカイプで要点をご教授いただくことで、効率的に勉強しながら議論を重ねて制作することができました。
Takaaki Yasuhara, Reona Kato, Yoshihiko Hagiwara, Bunsyo Shiotani, Motohiro Yamauchi, Shinichiro Nakada, Atsushi Shibata, Kiyoshi Miyagawa